【レビュー】27インチ液晶モニタ Acer KA270HAbmidx、応答速度・ドットピッチ重視で購入
こんにちは、ハイパー特価ブロガーの伝助です。最近発売された27インチ液晶モニタ、KA270HAbmidxを買いました。それではレビューします。上記リンクはAmazonの販売ページです。
KA270HAbmidx スペック詳細
KA270HAbmidx スペック一覧表 | |
モニタサイズ | 27インチ |
パネル | VA |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
応答速度 | 4ms |
ドットピッチ | 0.311mm |
スピーカー | 有り |
チルト(傾き)調整 | 有り |
スイーベル(首振り) | 無し |
ピボット(画面回転) | 無し |
入力端子 | DVI、D-sub、HDMI |
サイズ | 640×478×200mm |
重量 | 5.04kg |
Acerの公式サイトにKA270HAbmidxのページは無かったので、価格コムを参考にしました。
参考リンク:http://kakaku.com/item/K0000878274/
KA270HAbmidx 購入理由
今まで、23インチ、フルHDの液晶ディスプレイを使っていましたが、やたら目が疲れる&やはりドットピッチは0.3mmあるべきでないか、ということで買い換えました。
条件としてはフリッカーフリー、ブルーライト低減モード、スピーカーあり、VESA対応です。色々検索した結果、このAcer KA270HAbmidxに決めました。アマゾンで割引クーポンが出ていて少し安かったです。
ちなみに本モデルはVAパネル。できればIPSパネルが良かったのですが、必ずしもIPS>VAではないようですし、IPSはサブ液晶で使っていたので後学も兼ねてVAでいってみようと思いました。ではレビューです。
KA270HAbmidx 見た目、デザインに関して
質感はプラスチックです。特に高級感はありません。高級感のある液晶モニタというのも、あまり聞いたことはありませんが。所詮、道具なのでどうでもいいです。
見た目の大きな特徴はゼロフレーム、フラットパネル。ゼロといっても、実質7mmほどのベゼルが存在するのと同等です。プラスチックのベゼルがあって、何も表示されない領域があって、そして表示領域、というのは若干、違和感を感じましたが5分ぐらいで慣れました。
KA270HAbmidx VAパネルに関して
VAについてですが、VAといえば『黒が締まる、視野角が狭い』というのが定説となってます。黒が締まる件については、真っ黒な画像を全画面表示させて、サブのIPS液晶と見比べてると、何だかそんな気がしないでもない、といった程度でした。
もっと高価なVA液晶ならば明確な差が出るのかもしれませんが、とりあえず本モデルに関しては他と大差ないと言えるでしょう。視野角も大差ありませんでした。※比較に使っているサブのIPS液晶はiiyamaのXB2374HDSです。
フリッカーフリーとブルーライト低減モードに関して
ブルーライト低減モード
そして私が最重要視したフリッカーフリー&ブルーライト低減モードについてです。まずブルーライト低減モードは単純に色調補正でBの数値を下げているだけだと思います。つまり大抵の液晶モニタで同様の補正が行えますが、それがワンタッチでできるのが少し便利と言えるでしょう。色調補正以外に特殊ことは何もやって無いと思います。
しかししばらくして、ブルーライト低減モードを試した所、さらに目の負担が少なくなったと感じました。Bの数値云々と書きましたが、違うかもしれません。詳しい仕組みはわかりませんが、これもあった方が良い機能だと思います。
フリッカーフリー
次にフリッカーフリー。これは明確な効果がありました。最初は何も感じませんでしたが、長時間、サブの非フリッカーフリー液晶と同時に使っていると、段々とサブ液晶を見るのが嫌になってきます。
非フリッカーフリーは目がチラチラするというか・・・。目が疲れてきた頃に効果を実感できます。以前まではTNパネルの非フリッカーフリー液晶をメインで使っていたのですが、長時間作業していると、たびたび頭が沸騰しそうになって、逃げるようにモニタの前を離れることがありましたが、それがなくなりました。
もちろん長時間使用していると目が疲れることに違いはないのですが、このKA270HAbmidxならば逃げ出したくなる一歩手前で目が耐えてくれる感じです。仕事が捗ります。仕事でPCを使う方にとってフリッカーフリーは絶対必須である断言できます。ちなみにぼくの一日のPC作業時間は大体8~10時間ぐらいです。その程度でも多大なる効果を実感しました。
ドットピッチは0.3mmが適正
最後にドットピッチについて。100万回ぐらい言ってますが、やはりドットピッチは0.3mmあるべきです。ドットの粒が見えるのを嫌がる方が多いのは知ってますが、伝統の15インチXGAの頃から脈々と受け継がれてきた0.3mmこそが適正だと思います。ぼくは粒見たい派ですね。
目を近づけると、ドットの粒が見ます。
Windowsでスマートフォンのような滑らかなスケーリングができるなら、どれだけ高解像度でも良いと思いますが、今のところ、できないようですね。
ドットピッチ重視ということで、最近よく見かける30インチ・フルHDも多少検討しましたが、デカすぎるだろ、ということで却下しました。ただし、このKA270HAbmidxの27インチでも最初は大きいと感じていたものの、すぐに慣れたので30インチでも同じかもしれません。
また、欲を言えば28インチ1920×1200とかが欲しいです。このスペックの液晶は全く見当たりませんが、ドットピッチは0.3mm確保できますし、需要も多いと思います、メーカーの方は是非ご検討ください。
縦1080はハッキリ言って狭い。だからといって縦1440を検討しだすとミクロの決死圏突入です。4Kモニタを買って解像度を下げるという修羅の道もありますが。
デュアルディスプレイでドットピッチが異なると・・・?
現在、ぼくは以下の画像のように2台のモニタを使ってます。メインはKA270HAbmidx、サブは23.6インチフルHD、ドットピッチの異なる液晶でデュアルモニタは疲れる、ということも付け足しておきます。
以前はメインもサブも23インチフルHDで、問題なく使用していましたが(ドットピッチ小さいな、という思いはありました)、この体制にしてからというものの、目がドットピッチ0.3mmに慣れてしまい、サブの液晶が見えづらくなってしまいました。そういうわけで、もう一台KA270HAbmidxを買うか、それともブログのネタに違うのを買うか思案中で御座います。
応答速度4msの実力やいかに
KA270HAbmidxは、応答速度4msと少し低めですが、YOTUBEの動画ブレの確認動画(モノクロ)、動画ブレの確認動画(カラー)をサブのXB2374HDS(応答速度5ms)で再生比較した感じ、大差ありませんでした。ゲームや動画視聴で応答速度を重視する方は、他の高価なモデルを検討した方が良いでしょう。
買おうかどうか迷っている商品があったとして、「値段が理由なら買え、性能が理由なら買うな」とよく言われますが、動画・ゲーム重視で本商品を検討しているなら後者になりますね。
KA270HAbmidxを安く買うには
管理人はKA270HAbmidxを発売直後に2万円弱で購入しましたが、本製品は様々なネットショップで安売りされることが多いです。1万円台前半で購入できたこともありました。
2018年7月のプライムデーでは特に安かったです。
主にAmazonのタイムセールで安売りされるので、気になる方は毎日15:00ぐらいにチェックしてみましょう。人気製品なので当ブログでもセールになれば毎回紹介しています。
毎日が面倒ということであれば、今後、Amazonのタイムセール祭りが開催されたら、その期間中だけチェックするのが良いです。
最終更新日:2018/7/21
御指摘ありがとう御座います。
まぎれもなくAcerで御座いますね。
慌てて修正しておきました。
よきPCライフを。
サブIPS液晶と比べ、文字の見やすさ、画面のギラツブ感等教えてくれませんか。
また、画面が白すぎるという意見もありますがいかがでしょうか。
ご質問ありがとう御座います。
文字の見やすさはサブIPSと同等ですね。
ギラツブ感は特に感じませんが、ドットピッチが大きい分、ドットの粒は見えます。
人によってはそれをギラツブと感じるかもしれません。
画面が白すぎるというのも全く感じません。黒の発色はサブIPSより良いと感じます。
画面いっぱいに真っ黒な画像を表示させると電源OFFのような状態になります。
部分的に白いという感じもありません。
ただしあくまで私の感想なので、保証はできません。
確実に、ということでしたらやはり実物を見てみることをオススメします。
よきパソコンライフを。
ご質問ありがとう御座います。
自分が所有している個体を計測したところ、367mmですね。
あくまで参考程度でお願いします。よき通販ライフを。